バハールの涙 (原題: Les filles du soleil | 英語: Girls of the Sun)
- 評価
- 3.5
- 感想一言
- 過酷な戦火の中で、そこに身を投じる女性と命の強さを感じる
作品情報
- 制作
- 2018年/フランス・ベルギー・ジョージア・スイス合作
- 配給
- コムストック・グループ+ツイン
- 上映時間
- 111分
- 映倫区分
- G
- 監督
- エバ・ユッソン
- 脚本
- エバ・ユッソン, ジャック・アコティ
- キャスト (出演/声の出演)
- ゴルシフテ・ファラ: ハニバハール / エマニュエル・ベルコ: マチルド / ズュベイデ・ブルト: ラミア / マイア・シャモエビ: アマル / エビン・アーマドグリ: ベリヴァン / ニア・ミリアナシュビリ: ノファ / エロール・アフシン: ティレシュ
予告
あらすじ
ある日、クルド人自治区の故郷の町でバハールは家族や親戚と共に過ごしていたところをISの襲撃を受ける。 夫を含め男性はその場でみな殺されてしまい、息子や小さな子供達とバハールら女性達は別々に拉致される。
バハールは、捕虜となった息子の救出のため、戦う決意をし武装部隊戦に入りリーダーとして戦いの最前線へ。
感想
全体は、小さな娘と離れ戦場記者としてその戦場にいるマチルドの回想による話だが、それを意識することはなく、時として過酷な戦場のドキュメンタリーではないかと思えてしまう、いろいろと考えさせられる映画でした。
自身の日々の暮らしが幸せである事への感謝、そして女性、命の強さを感じずにはいれない作品でした。
劇中、クルド語を話しているクルド人兵士が、敵の自爆兵のことを「Kamikaze」と確か読んでいました。
こう言ったところにまでカミカゼと言う言葉一人歩きして伝わっているのかと思うと、少し複雑な気分を覚えました。
作品内容から万人向けでは無いですが、上映館少ないですが興味を持たれた方は是非ご覧頂ければと。
鑑賞記録
新宿ピカデリー / シアター4 / B-6