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ハッシュパピー – バスタブ島の少女 – (原題: BEASTS OF THE SOUTHERN WILD)

評価
3.0
感想一言
話題性だけで期待してみると、人によっては楽しめないのかも

作品情報

制作
2012年/アメリカ
配給
ファントム・フィルム
上映時間
93分
映倫区分
G
監督
ベン・ザイトリン
脚本
ルーシー・アリバー, ベン・ザイトリン
日本語字幕
佐藤恵子
キャスト (出演)
クワベンジャネ・ウォレス: ハッシュパピー / ドワイト・ヘンリー: ウィンク
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予告

あらすじ

少女ハッシュパピーは毎日がお祭り騒ぎのようなバスタブで気ままに生きていたが、ある日、大嵐が襲来したことをきっかけにバスタブは崩壊。さらに、父親のウィンクが重い病気にかかっていることを知ったハッシュパピーは、音信不通になって久しい母親を探しに外の世界へ足を踏み出していく。

感想

“ハッシュパピー – バスタブ島の少女 -” を観てきました。
第85回アカデミー賞で主要4部門 (作品賞/監督賞/主演女優賞/脚色賞) にノミネートされ、また主演のクヮヴェンジャネ・ウォレスちゃんが史上最年少ノミネートと言う事もあり、何かと話題の映画です。

原題は “Beasts of the Southern Wild” となり、”南部の野生の獣たち” と言うタイトルです。
邦題は、クヮヴェンジャネ・ウォレスちゃんが話題にもなっているので、そっちがアピールされた感じなのかなと思います。

お話しをきちんと理解しようとすると、なかなか難しいです。
通称”バスタブ”という閉鎖的な河川近くのコミュニティーに住んでいる6歳のハッシュパピーという女の子を主人公とした、父子が軸となったお話しです。
そして、監督さんがこの物語をおとぎ話にしたかったそうで、現実の話のように見えて実はおとぎ話仕立てなんです。

難しい事を考えなければ、クヮヴェンジャネ・ウォレスちゃんの生きるという力強さの演技は、評判通り凄いなと思いました。
また、父親役のドゥワイト・ヘンリーさんもこの映画が初めてだそうですが、自然な感じで良かったと思います。

お話しの前半は、世界観になかなかなじめなくついて行けなかったのですが、中盤から後半にかけては、頑張って生きていこうと、お父さんを助けようとするハッシュパピーちゃんに引き込まれて観ていました。

ハッシュパピーちゃんが、時々生き物の心臓の音を聞くシーンがあるんですが、どの生き物も暴れる事無く、ハッシュパピーちゃんの耳元でじっとしていたのが、個人的には不思議で印象的でした。

おとぎ話とは言え、雰囲気的にはドキュメンタリーっぽい感じでもあるので、万人受けする映画とは言えないのかなと思いました。

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鑑賞記録

新宿ピカデリー / — / —