僕のワンダフル・ジャーニー(原題: A Dog’s Journey)
- 評価
- 4.5
- 感想一言
- 少女を見守りながら生まれ変わりを繰り返すワンちゃんの物語、前作の感動をふたたび
作品情報
- 制作
- 2019年/アメリカ
- 配給
- 東宝東和
- 上映時間
- 109分
- 映倫区分
- G
- 監督
- ゲイル・マンキューソ
- 原作
- W・ブルース・キャメロン
- 脚本
- W・ブルース・キャメロン, キャサリン・ミション, マヤ・フォーブス, ウォレス・ウォロダースキー
- 音楽
- マーク・アイシャム
- 吹替翻訳
- 桜井裕子
- キャスト (出演)
- デニス・クエイド: イーサン / キャスリン・プレスコット: 大人のCJ / アビー・ライダー・フォートソン: 子どものCJ / マージ・ヘルゲンバーガー: ハンナ / ヘンリー・ラウ: トレント / ベティ・ギルピン: グロリア / ジョシュ・ギャッド: ベイリー|モリー|ビッグ・ドッグ|マックス(声の出演)
- 日本語吹替
- 大塚明夫: イーサン / 早見あかり: 大人のCJ / 下地紫野: 子どものCJ / 松岡洋子: ハンナ / 石川界人: トレント / 朴璐美: グロリア / 高木渉: ベイリー|モリー|ビッグ・ドッグ|マックス
予告
あらすじ
僕の名前はベイリー、大好きなイーサンと初めて会ったのは、ゴールデン・レトリバーの子犬だった頃だ。その犬生を終えた後も、イーサンに会いたくて3回も生まれ変わり、ようやく再会したイーサンの元へ、彼の初恋の人ハンナを連れて来たのさ。
月日が流れ、僕は田舎の農場でイーサンとハンナと満ち足りた日々を送っている。
ハンナの事故で亡くなった息子の奥さんグロリアと、彼女の娘で赤ちゃんのCJという新しい家族もできたよ。ところが、グロリアが突然CJを連れて出て行ってしまった。
「私の子育てに口出ししないで」なんて吠えてね。
そんな中、お迎えがやって来た僕は、イーサンから「CJを守るために戻って来てくれ」という新たな使命を与えられる。イーサンとの約束通り、何度も生まれ変わって僕がCJを守る!
CJと家族を幸せにするための新たな素晴らしい旅が、今始まる──!
感想
TOHOシネマズの試写会が当たり、吹替版の『僕のワンダフル・ジャーニー』を観てきました。
ストーリーとしては、前作『僕のワンダフル・ライフ』と同様に、ベイリーが生まれ変わりを繰り返すお話しだろう事は分かっていたのですが、それでもやっぱり観おわったあとはワンちゃんと飼い主、そして家族の絆を感じ胸が温かくなりました。
オリジナルのベイリーの声は、『アナと雪の女王』(2013)のオラフや『美女と野獣』(2017)のガストンの子分のル・フウを演じた ジョシュ・ギャッド さんが前作に引き続きですが、吹替版も引き続き高木渉さんが声をあてていて違和感はなく、それでいて高木渉さんらしさもあり良かったです。
ワンちゃんが主人公で転生する物語と言う事もあって、いろいろな犬種やワンちゃんのしぐさも観れてほっこりします。
また、ワンちゃんの心の声を高木渉さんやジョシュ・ギャッドさんが声をあてているわけですが、多分そう考えてるんだろうなと思えてしまうから不思議です。
赤ちゃん, 子供のワンちゃんのしぐさは、とても心を和ませてくれます。
一方で、明るい心温まる話だけ出なくて、家族との溝や人と人との関わりの中で遭遇する心痛めるできごともあったりします。
でもそこにベリーが転生し、ときには「モリー」、またあるときは「マックス」として、飼い主に対しての一途な愛情で寄り添ってくれる事から、飼い主との絆は深いんだなぁと思いました。
人によっては、ありきたりと思えるストーリーと感じてしまうかも知れません。
でも、前作『僕のワンダフル・ジャーニー』同様、動物やワンちゃんが好きな方、ハートウォーミングな物語が好きな方にはお勧めの映画です。
個人的にはオリジナルのキャストもきになるところなので、ロードショー後にオリジナル版を観ようかどうしようか思案中です。
鑑賞記録
TOHOシネマズ錦糸町オリナス / シアター7 / B-10