2019年に入り、映画鑑賞料金の改定があいついでいます。
3月18日にTOHOシネマズが映画鑑賞料金の改定を発表しました。
その後、5月7日に松竹マルチプレックスシアターズ (新宿ピカデリーなど運営)が映画鑑賞料金の改定を発表しました。
そして、5月10日にティ・ジョイ (新宿バルト9, T・ジョイPRINCE品川など運営)と東急レクリエーションが同様に映画鑑賞料金の改定を発表しました。
各社共に6月1日からの改定を告げており、結果的に主要大手シネコン (シネマコンプレックス) が足並み揃っての料金改定となりました。
改訂後の映画鑑賞料金は以下のとおりです。
券種 | 現行料金 | 改定料金 |
---|---|---|
一般 | 1,800円 | 1,900円 |
シニア | 1,100円 | 1,200円 |
ファーストデイ | 1,100円 | 1,200円 |
レディースデイ | 1,100円 | 1,200円 |
夫婦50割引 (2名様) | 2,200円 | 2,400円 |
12月1日『映画の日』 | 1,000円 | 変更なし |
大学生・専門学校生 | 1,500円 | 変更なし |
高校生 | 1,000円 | 変更なし |
中学生・小学生 | 1,000円 | 変更なし |
幼児(3歳以上) | 1,000円 | 変更なし |
障がい者手帳をお持ちの方 | 1,000円 | 変更なし |
各社のニュースリリースを見ると多少の表現の違いはありますが、各社それぞれ鑑賞環境の改善に努めつつ運営の効率化など図ってきたけれど、人件費や設備投資などの負担増により企業努力だけでは困難との判断で今回の映画鑑賞料金を改定となったようです。
そして先日の7月10日、テアトルシネマグループも9月1日からの映画観賞料金改定を発表しました。
テアトルシネマグループ場合、一般は料金改定がない点が先行したシネコンと違うところ。
料金改定の理由は、先行したシネコンと概ね同じようです。
料金値上げは、正直、映画を観る側からすれば痛いところです。
しかし、料金据え置きにして厳しい経営となりサービスの質が落ちてしまったり、心地よく映画を楽しめる環境ではなくなってしまったり、強いてはシネコン業界が衰退してしまっては、映画好きの私としては残念です。
各社ともに熟慮の結果の改定と思いますので、消費者側が見た際に改定は妥当だっと思えるように引き続き頑張っていただきたいです。