アラジン (原題: Aladdin)
- 評価
- 4.5
- 感想一言
- 心のあり方を考えさせられ、そして元気が出る作品
作品情報
- 制作
- 2019年/アメリカ
- 配給
- ディズニー
- 上映時間
- 128分
- 映倫区分
- G
- 監督
- ガイ・リッチー
- 脚本
- ジョン・オーガスト, ガイ・リッチー
- 音楽
- アラン・メンケン
- 日本語字幕
- 中沢志乃
- 吹替翻訳
- いずみつかさ
- キャスト (出演)
- ウィル・スミス: ジーニー / メナ・マスード: アラジン / ナオミ・スコット: ジャスミン / マーワン・ケンザリ: ジャファー / ナビド・ネガーバン: サルタン / ナシム・ペドラド: ダリア / ビリー・マグヌッセン: アンダース王子
- 日本語吹替
- 山寺宏一: スジーニー / 中村倫也: アラジン / 木下晴香: ジャスミン / 北村一輝: ジャファー / 沢城みゆき: ダリア / 平川大輔: アンダース王子 / 多田野曜平: イアーゴ(オウム)
予告
あらすじ
ダイヤモンドの心を持ちながら、本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、 “3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。
果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”に気づき、それを叶えることはできるのだろうか──?引用元: 「アラジン」オフィシャルサイトより
感想
自分は 1992年のディズニー アニメのアラジンを観たことがないので、予備知識なしでの鑑賞です。
知っている人も多いとお思いますが、「アラジンと魔法のランプ」を原案としています。 それを現代風にアレンジされたお話しと言ったかんじで、話しの流れはテンポ良く全体が躍動感にあふれた作品です。
魔法のランプの魔神ジーニーのユーモアあふれる振る舞い、アラジンの曲芸師のようなアクロバティックなアクションは観ていて楽しませてくれます。
また、ミュージカルとして歌と踊りがちりばめられていて、有名な「A Whole New World」や「Friend Like Me」の歌のシーンはもとより、自分的にはインド映画のようにスクリーンに映るキャスト全員で軽快に踊るシーンは好きです。
また、空飛ぶ絨毯 (マジックカーペット) が、絨毯なのであたりまえですが顔があるわけではないのですが、意外や意外、なかなかに表情豊かな振る舞いをして、時としてチャーミングにも見えてしまうから不思議です。
ウィル・スミスさん演じる魔神ジーニーは、予告の時もそうですが見た感じは違和感なく、陽気でちょっと皮肉屋な感じのジーニーは良かったなと思います。
ただ、ジーニーというキャラ的に目立つキャラだと思うのですが、人によっては主人公のアラジンよりも目立つ印象を持つかなと思いました。
ちなみに、魔神の青い状態のウィル・スミスさんは 100% CG なんだそうです。
アラジンを演じるメナ・マスードさんは、好青年なコソ泥 (?) からクライマックスに向かうに従い成長する姿を好演されていて良かったです。
ジャスミンを演じるナオミ・スコットさんは、今はハリウッドでも注目の俳優さんの1人だそうですが、存在感があり、歌唱力もあり、とくにジャスミンがソロで歌うシーンは迫力がありとても良かったです。
お子さんが観て楽しめ、また大人が観ると心のあり方を考えさせられたりもしますが、でも最後まで観終わったあとは元気が出る、そんな作品でした。
鑑賞記録
TOHOシネマズ新宿 / スクリーン11/ B-14