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センコロール コネクト

お気に入り度
4.0
感想一言
アングラ系で不思議な世界観を持った作品、「ん?」と思った方はぜひ見て頂きたい

作品情報

制作
2019年/日本
配給
アニプレックス
上映時間
75分
映倫区分
監督
宇木敦哉
脚本
宇木敦哉
作画
宇木敦哉
音楽
ryo(supercell)
キャスト (声の出演)
花澤香菜: ユキ / 下野紘: テツ / 木村良平: シュウ / 森谷里美: ケイ / 高森奈津美: カナメ / 赤羽根健治: ゴトウダ
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予告

あらすじ

本作は、2009年に上映された「センコロール」と続編の「センコロール2」をあわせて、「センコロール コネクト」として上映したもの。

【センコロール】
ビルの屋上に、平然と存在している謎の白い生き物と、その生き物をけだるそ~に見ている少年 テツ。
テツは、その謎の白い生き物を「センコ」と呼び、自在に姿を変える能力を持った センコ を使い高校生活を送っていた。
ある日、そのセンコの存在を、同じ学校に通う少女 ユキに偶然知られてしまう。 ユキは、もともと怪獣好きだからかセンコを怖がることなく、逆に興味津々。 そんな二人の前に センコ を狙う謎の少年 シュウが現れ、そして思いもよらぬ騒動に・・・

【センコロール2】
謎の少年 シュウ との騒動が一段落したのち、今度は シュウ を追ってやってきたという少女 カナ が テツ の前に現れる。 その カナ が テツ の前に現れた事をきっかけに、テツ と ユキ そして センコ、新たな謎の少女 ユキ と 前回 シュウ がからみ新たな騒動へと・・・

感想

本作「センコロール コネクト」の音楽が 全作に引き続き supercell が担当すると言う記事を見て、supercell がかかわっていると言う事に興味をひかれ観に行く事にしました。
また、2009年に上映された「センコロール」と続編の「センコロール2」をあわせたものと言うことで、予備知識無くても楽しめそうかなと言うのも理由の一つでもあります。 実際、楽しめました。

最近の綺麗なアニメーション映像を期待される方には向かないかもしれません。
しかし、これをほぼ一人で作成してこのクオリティ、そして内容というのは正直驚きでした。
漫画家やイラストレーターとして活躍する宇木敦哉さんが、ほぼ一人で作成し2009年に劇場公開された「センコロール」。 ほぼ一人というのは、原画や動画, 仕上げ, 背景(一部は外注), 動画の取り込みはすべて宇木敦哉さんの手によるものだそうです。 それを知った上で「センコロール」を観ると、違う意味で驚きと感動があります。

作品はと言うと、高校生時代にありそうな (自分も当時あったような) けだるさが漂う中、テツとユキ そして センコ を中心に実はすごい事が起こっている、と言う空気感というか世界観がとても楽しめました。
センコは一見とってもぶさいくなんですが、作品を観ていく内にしぐさなどからどことなく可愛くみえてしまうところもあるのが不思議でもあり面白くもあり、といった感じです。

ちょっととがった新しい作品を観てみたいという方には、おすすめの作品です。

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鑑賞記録

新宿バルト9 / シアター2 / C-5