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交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1

評価
3.0
感想一言
まとめようとしてまとめきれていない感じ。 ハイエボリューション2に期待したい。

作品情報

制作
2017年/日本
配給
ショウゲート
上映時間
93分
映倫区分
G
総監督
京田知己
監督
清水久敏
原作
BONES
脚本
佐藤大
キャラクターデザイン
吉田健一
音楽
佐藤直紀
主題歌
尾崎裕哉
キャスト (声の出演)
三瓶由布子: レントン・サーストン(レントン・ビームス) / 名塚佳織: エウレカ / 辻谷耕史: デューイ・ノヴァク / 森川智之: ホランド・ノヴァク / 根谷美智子: タルホ・ユウキ / 小杉十郎太: チャールズ・ビームス / 久川綾: レイ・ビームス(レイ・ノートン) / 古谷徹: アドロック・サーストン
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あらすじ

地球上を覆う情報生命体・スカブコーラルと人類の戦いが巻き起こした世界の危機 – ファースト・サマー・オブ・ラブ。 その危機から世界を救ったのはレントンの父アドロック・サーストンだが、その真相を知るものは最前線で戦ったごく一握りの人たちだけだった。

サマー・オブ・ラブから10年の時が流れ、残されたレントンはビームス夫妻の養子となり14歳となっていた。 地方都市ベルフォレストで暮らしていた。 英雄と讃えられる父、トラパーの波に乗るリフ以外はなにもない単調な毎日。 鬱屈とした日々を過ごしていたレントンに運命の転機がやってきて、そして旅立つのであった……。

感想

2005年~2006年に放送されたテレビシリーズの物語を再構成し、新たな物語を紡ぎ出しているのも分かるが、テレビシリーズの「交響詩篇エウレカセブン」を見ていない人には、恐らく話しがつかみきれずに終わってしまう気がする。
リアルタイムでテレビシリーズは観ていたけれど、テレビシリーズと異なりレントンがビームス夫妻の養子と言う事を理解した上で観ても、なかなか難しいかった。 少なくとも自分には…
たぶん 2,3 回観ると、物語が時系列が行ったり来たりするのもレントンの回想に沿って行ったり来たりしていると思えば分かるかもしれない。
劇場予告が始まった頃から、3部作と言う事もあり期待を持ちすぎてしまったのだと思うが、ちょっと残念だった。

テレビシリーズ「交響詩篇エウレカセブン」の ホランド・ノヴァク と言えば、藤原啓治さん (他の作品では「クレヨンしんちゃん」の野原ひろし役など) だが、病気療養のためお休みされていたこともあり、本作では森川智之さんが演じられている。 森川さんは、「クレヨンしんちゃん」の野原ひろし役も藤原啓治さん後任として演じられているので、その点では順当な配役と思います。 ただ、エウレカセブンでは初めてなので、人によってはしかたないですが少し耳が馴染むのに時間がかかるかもしれません。

悪いことばかりではなく、作中で何度か言及されていた「ファースト・サマー・オブ・ラブ」を初めて映像化し観ることができるので、新作映像でもあり楽しめる場面ではないかと思う。

賛否両論出てくる作品と思うが、鑑賞前にボリュームはありますがテレビシリーズ (全50話) を観るなり、「鑑賞後にご覧下さい」と帯がかかっていますがパンフレットを見て大筋捉えてから観られた方が話しが頭に入りやすいかなと思う。
正直、残念だけれど誰にもお勧めできる作品ではなく、エウレカセブンが好きな方も期待しすぎないで観に行かれた方が楽しめるのではないかと思う。

鑑賞記録

TOHOシネマズ 新宿 / スクリーン11 / B-7