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私が靴を愛するワケ (原題: God Save My Shoes)

評価
5.0
感想一言
女性は靴が好きなんだなと言う事が少し分かった気がしました

作品情報

制作
2011年/フランス, アメリカ
配給
アルシネテラン
上映時間
70分
映倫区分
PG12
監督
ジュリー・ベナスラ
脚本
ジュリー・ベナスラ
音楽
エリオット・カールソン
日本語字幕
今井祥子
キャスト (出演)
クリスチャン・ルブタン / マノロ・ブラニク / ジョバンナ・フェラガモ / ピエール・アルディ / ブルーノ・フリゾーニ / ファーギー / ディタ・フォン・ティース / ケリー・ローランド
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あらすじ

マリリン・モンロー、ソフィア・ローレン、バービー、ベティ・ブープ、ミシェル・オバマ、ヒラリー・クリントン、セックス・アンド・ザ・シティの主人公たち…20世紀のセックス・シンボルから、アニメーション、少女向けの人形、そして21世紀に生きる女性の象徴まで、女性たちの足元には常にハイヒールがあり、その時代を彩ってきた。
本作は50センチ以上もの高さがあったるルネサンス期の靴から、今日のピンヒールまでの歴史を追いながら、靴を通して“女性と靴の歴史”を紐解いていく。 見どころは、クリスチャン・ルブタン、マノロ・ブラニク、ピエール・アルディ、ロジェ・ヴィヴィエ、ウォルター・ステイガー…一度は履いてみたい、女性たち憧れのブランドのスター・デザイナーたちと、ファーギーやディタ・フォン・ティース、ケリー・ローランドなど錚々たるセレブたちが語る、“靴”の魅力。デザイナーたちが靴に込めた思いとは?そして、靴の魅力にどっぷりとつかったセレブたちの意外な一面も。本作品ではさらにファッション歴史家、女性誌の編集者、心理学者、セックス専門家、靴フェチ、そして一般の人々にも迫り、ポップに、心理学的に、そして社会学的かつ歴史的に、さらには“フェティシズム的”にもその魅力の謎を追う。

感想

王様のブランチで紹介していたのを観て気になっていて、先日、”私が靴を愛するワケ” を観てきました。
原題は “God Save My Shoes” となり、訳すと “神様、私の靴を助けて” となります。 映画の中でもこの通りに字幕が出ていたので良いのかなと。 観てみると、良い邦題だなと思いました。

たぶん女性が観ると違った感想だと思うのですが、男性の自分が観て思ったのは、女性は靴が好きなんだなと言う事が、ようやく少し分かったような気がしました。
平日昼間で人もまばらでしたが、来られているのは女性がほとんどでした。

映画は主にインタビューが中心の内容で、ケリー・ローランド (Kelly Rowland), ファーギー (Fergie), ベス・シャック (Beth Shak) ら女性たちが靴に関して熱く語ってくれるのですが、どの女性も目がとても生き生きとしていてチャーミングで、それを観てるとホントみんな靴が好きなんだなぁと。
何人かが言っていたのは、「靴はキャンディ」だと。 なんかこの一言で、女性の靴に対しての感覚がようやく分かったような気がしました。

クリスチャン・ルブタン, マノロ・ブラニク, ピエール・アルディ, ロジェ・ヴィヴィエのデザイナーの方々のインタビューも異なる視点で面白かったです。

また、インタビューだけかというとそうでもなく、靴にまつわる女性心理, 靴ビジネス,靴の歴史, 靴とフェティシズムに関しての話等、70分の中で多岐にわたります。
後半に出てくる靴とフェティシズムの話題に至っては、そこまで関連付くんだと驚きもありおかしくもありでした。

ショップの店員さんのコメントの中の “Super Comfortable” を “定番” と訳していたのは、なるほどぉと思いました。

靴好きの女性にはお勧めです。
男性には、ドキュメンタリーが好きな方は観ても良いかもしれませんが、タイトルで興味がわかなければお勧めしません。

鑑賞記録

新宿武蔵野館 / — / —